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「硫黄島からの手紙」 07/1/14

しばらく劇場で映画を見ていませんでした。
TVスポットを見ただけで「ツマラン!!」と思うものばかりでした。

お気に入りのクリント・イーストウッド監督がスピルバーグと組んで映画を撮るというので楽しみにしていました。ところがテーマが硫黄島。実はここでちょっとひるみました。玉砕の島の話ですから、私は日本が負ける外国の映画は見ないことにしているからです。
しかし、イーストウッドの演出見たさについに映画館に行ってしまいました。

結果は○ミッツーですー。
あの時代に、こんなすばらしい日本人がいたことに驚き、感動し、そして日本人として誇りを感じました。

彩度を落とした渋いカラーが作り物という感覚を薄くし、スーッと映画の中に入っていきました。
戦闘シーンは、派手なアクションシーンという感覚を超えて恐怖を覚えました。
そして、これがクリント・イーストウッド監督の作品なの?と疑問を持つほど日本人の感覚が伝わってきました。
これは日本人が撮らなきゃだめでしょう。そんな自問自答が続きました。
アメリカの滞在経験を持ち、アメリカ人の友人も多い、そして戦う時でも決して「鬼畜米英」とは叫ばないであろう栗林中将、バロン西中佐。忘れかけていた素敵な日本人の姿、大和魂、惜しい人材をなくしたんだとつくづく感じました。久々のお薦めの1本です。

明日15日はゴールデングローブ賞の発表です。
「硫黄島からの手紙」は監督賞と外国映画の2部門にノミネートされています。
そして、23日はアカデミー賞のノミネート発表です。
アメリカ人はこの映画にどのような評価を下すのでしょうか興味津々です。

たとえ、謙さんと二宮君がアカデミー賞にノミネートされなくても、日本アカデミー賞があります。アメリカで外国映画部門にノミネートされたということは、日本映画と理解できますので、日本アカデミー賞の対象にしないとおかしいのではないでしょうか?
インタビューでクリント・イーストウッドはこの作品は日本映画と言っていますし、不肖私も同感です。
これに対し、日本映画界はどう動くのか、見終わった後もまだまだ興味が尽きない作品です。

ウィキペディア:硫黄島からの手紙
オフィシャルサイト:硫黄島からの手紙

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