海の素材屋 >others >MUSIC


裸足の歌手 03/06/11

最近、裸足で歌う歌手が気になっている。

偶然なのか、申し合わせたのか、よく分からないが、気が付いたら結構いる。
一青窈、中島美嘉、元ちとせ、鬼束ちひろ。

全て女性だ。歌手だって見てくれって大事だから、脚が綺麗に見えるようにヒールを履いているのが普通、安室奈美恵は10cmはアップしている。なのに、あえて格好悪い裸足で歌う。元ちとせの裸足のアップなど辛くて見てられない。ごめんなさい。m(_ _)m

共通点は4人とも歌で勝負している事。日本の歌手も凄くなったなあ、と感心する。
ある時、誰だったか忘れたが、裸足の理由を「裸足のほうが安定感があって音がとり易いから」と答えていた。

裸足の安定感。そういえば、4人とも大地に裸足で立っている、どっしりとした、安定感、存在感がある。それは表現する内容や今までの生き方などにも感じられ、それぞれ実に個性的だ。 もしかしたら、これは歌手だけでなく、いろんな立場の女性がそうなってきているのかもしれない。私が気が付かないだけで。

若い頃、自由という言葉が氾濫した時代があった。自由じゃないと感じたから、自由さえ手に入れればと思い、自由にあこがれた。そして、結構自由になったと気づいた時、自由すぎて何をしていいか分からなくなった。

自由という概念にとらわれると、そんなパラドックスに陥る。自由という言葉に力を感じた世代の感想です。

裸足の歌手たちは、どっしりとした安定感で、自分自身を素直に表現していた。そんな彼女たちに自由という言葉は似あわない。私が感じたのは「自然に」という言葉だった。

「自由に生きる」というより、「自然に活きる」。これからの目安にしようと思う


海の素材屋 >others >MUSIC