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幻のグループサウンズ 04/5/19

ベンチャーズのテケテケテケーー。ビートルズのヤーヤーヤー。
1960年頃、日本の音楽シーンがひっくり返った。

当時の日本は歌謡曲全盛で、橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦の御三家の時代でした。確かにそれ以前にもカントリーやロカビリーのブームはありました。しかし、その衝撃度は桁が違いました。

日本中の男子、中学・高校生がギターなる楽器を手に日夜、ひたすらテケテケテケーー、テケテケテケーーとやり始めたのでした。
音楽なんてと思っていた私でさえも、お母ちゃんにおねだりしてクラシックギターを手にいれ、まず最初にテケテケテケーーのマネをしたものでした。

このテケテケテケーーブームの火付け役は、ベンチャーズのインストゥルメントモノでしたが、ビートルズによってボーカルが加わり、グループサウンズの誕生へと続いていくのでした。

カラオケでグループサウンズを歌う50代オヤジの幸せそうな顔を見たことがあると思います。そう、グループサウンズは私達の青春だったんです。
グループ・サウンズのサイト

あまりのブームに味噌もクソも皆デビューし、もう訳がわからなくなり、ブルコメのレコード大賞受賞をピークに、わずか4・5年でそのブームは嘘のように終わったのでした。
グループ・サウンズ人気ランキング

今となってはグループ・サウンズの音楽性を真剣に語ろうとする人は少ない、あまりにも急造の音楽だったからだ。でも、その果たした影響は間違いなく今の日本音楽の基礎を作ったはずである。はずじゃないかな。はずだと思ってます。少なくとも私は。

前置きが長くなりましたが、「幻のグループ・サウンズ」というタイトルですが、何かというと、それはジャジャジャーン「ザ・ハプニングス・フォー」です。エー、知らないよ。という方も少しはいるかもしれません。ほとんどブーム末期にデビューしたグループです。でも、一応「あなたが欲しい」のヒット曲もあり、TVにも出てましたし、全くの無名ではありません。
メンバーは、
リーダーのクニ河内(キーボード)
その弟のチト河内(ドラム)
トメ北川(ボーカル)
ペペ吉弘(ベ−ス)

このバンド、残念ながら、見事に二枚目はおりません、顔だけ見たら女性はみな帰るでしょう。いや、男でも1/3は帰りそう。言いすぎかな、訂正します。トメさんは普通です。

実は私も、このグループが気になったのは、GSブームが終わってからです。
ライブハウス巡りをしていて、偶然聞いたそのサウンドに魅せられたのです。神秘的なキーボード、ハイトーンのハーモニー、小気味いいドラムのリズム感にビックリしました。更に驚くことに、ギターがいないんです。ブームのさきがけとなったギターなしなんて詐欺みたいなバンドです。

間もなく、グループは解散しましたが、個人活動は続いていました。私はその後、ドラムのチト河内さんのライブをチェックしては聞きに行きました。深町純氏や松崎しげるさんもそこで知りました。ドラムは触ったこともない、全くの素人ですが、独特のハイハット奏法とバスドラのちょい固めの音がたまらなく好きでした。とにかくカッコよくて、ドラムが気になったのはこの時だけです。うーん、うまく伝えられなくて残念です。

嘘か本当か知りませんが、タイガーズのレコーディングのドラムは、チト河内さんが担当していた等と聞くと、さもありなん、と一人で納得したりしてました。

その「ザ・ハプニングス・フォー」がなんと復活したんです。
2年前からオリジナルメンバーで活動を再開し今でもライブ活動を続けているとの事、絶対絶対、聞きに行きたいと思っています。
ザ・ハプニングス・フォー公式サイト  

◆懐かしいGSのCD
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