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■世代の違い 世代の違いといっても、年金受給額の話ではありません。 私がうん十年前、新入社員だった時、会社からいきなりソロバンを支給されました。絶句です。確かに小学生の時、ソロバンの授業がありました。今更ソロバンはないんじゃない。そんな気分で授業は完璧にサボりソロバンはマラカスとなっていました。生意気な嫌なガキだったんです。 しかし、仕事では確かにソロバンが必要でした。最初は自分で紙に書いて計算してましたが、いかんせん桁数は8桁のうえ、ボリュームが多すぎて、ギブアップ。 入社早々できませんとは言えないので、直ぐに電卓を買いに走りました。その当時、カシオの電卓は1万円近くしたと思います。月給6万円の時代です。周りを見てもマイ電卓を持っている人はいませんでした。 電卓のおかげで最初の難局を乗り切った私は、その後も、basic計算のできるcasioのポケットコンピュータやSharpの電子手帳などを、早々と入手し常にソロバン世代に差をつけていました。 EPSONのコンピュータを買う為に、会社の融資制度を申請した時は、支店長は私が何か良からぬ借金をしていると勘違いをしたぐらいです。ソロバン世代には、マイコンピュータは理解できない買い物だったようです。 長い間、私より上のソロバン世代には、かなりの違和感を感じていましたが、下の世代には特に違いは感じられませんでした。しかし、その違いを見せつける世代がついに出現しました。15歳位下の世代です。 外国人労働者が急増し始めた時、これでは日本がだめになると私が話したら、その考えは古いですといきなり彼に言われました。人種差別の是非の話かと思いましたが、論点がまるで違いました。私の考える範疇を超えていました。 自分がいつまでも日本に住んでいく事を前提にした考えは、古いというのです。安い労働力として外国人が増える事の是非より、日本が住み難いと感じたら、自分が住み易いと思う国に行って住めばいいというのです。 私が若い時、確かに故郷で一生を終えるとは考えもしませんでした。日本中何処でも住みやすい所で住めばいいと思っていました。しかし、世界中何処でもいいとは考えもしませんでした。 コンピュータは当り前、外国語を苦にしない国際感覚を持った新しい世代が私を追い越していったと実感しました。10年ぐらい前の話です。 |
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