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■考える生物の運命 1982年公開、映画「ブッシュマン」の主役ニカウさんが今年の7月に亡くなられた。(享年推定59才) 「ブッシュマン」はアフリカ砂漠で生活する人たちです。 そこでは自然からの恵みで衣食住を賄い、平和な生活をしています。 ある日、空からコカコーラのビンが落ちてきます。 コカコーラのビンは、食べ物を潰したり、音がしたり、光ったりと、便利で不思議な道具と皆の人気物になります。 ところが、ビンは1本だけなので、いつしか取り合いが始まり、平和な村にビン争奪戦という争いが始まってしまいます。 そこで、争いの元になったビンを神様に返そうと、村の代表ニカウさんが神様にビンを返しに行くというお話です。 コメディーでコカコーラという現代文明の象徴をモチーフに強烈な物質文明批判が伝わってきて、面白く、映画もヒットし、シリーズが4作あるそうです。(主役ニカウさんを演じた方は世界的スターになり、出演料で家具や電気製品を買ったそうですが、夜は外で寝るのでほとんど意味がなかったというオチがついています。) 人間が生きていくために、必要なものはそれほど多くはないんだと感じました。 「人は何のために生きるのか、何のために働くのか。」 ストレス全盛、右も左も癒し系志向、とにかく、皆疲れてるのーー!!という現代。 この際、地球人全員が思い切ってブッシュマンになれば、自然破壊は起こらないし、疲れやストレスもたまらないでしょう。そして、自然と共存していつまでも平和に生きていけると思います。何の変化も進歩も起こさないようにしていれば・・・・。 そこなんです。 人間は本当に何の変化も進歩も起こさないように生きることが可能なのでしょうか。 「人間は考える葦である」と言った人がいました。 考えるから人間なのであって、考えればどうしても便利になってしまいます。 誰だって少しはラクしたいんですから、そして ラク=便利さ を追求すれば合理化・効率化が図られ、文化・文明が生じ、それが発展すれば、ブッシュマンの村もいずれ現代と似たり寄ったりの社会になるのではないでしょうか。 ああ、まずいなー。とりとめもなく長くなりそう。 ええいっ!今日の結論。 人間は進歩する生き物である。だから、いやでも文明は発展する。文明の規模はより大きく、複雑になり、それを維持することに疲れた時は、疲れを取るように更に発展する。そして、それを維持するのに又疲れたら、又その疲れを取るように更に更に発展する。そして、そして、そして、とにかく絶滅するまで発展し続けるのが人類の運命なのではないでしょうか。 とここまで書いて、なんか一生泳ぎ続けるマグロの集団をイメージしてしまいました。 |
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