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寄生と共生 04/5/10

新解さんによると、寄生とは、「ある生物が他の生物につき、そこから栄養をとって生活すること。」、共生とは「二種の生物が一緒に住むこと。」とあります。

日本医科歯科大学の藤田教授の持論は、「寄生虫は宿主である人間の体を守っている」である。ということは人間と寄生虫の関係は共生ということになり、カイチュウ・サナダ虫は寄生虫ではなく共生虫と改名したほうがいいのではないでしょうか。

生物学的に見ると、寄生は共生のいちパターン何だそうですが、二つの生物の関係、寄生か共生か、判断するのは難しいですね。これを人間関係に置き換えるとまた面白いです。例えば、結婚。どちらかが寄生してないでしょうか。お互いに助け合っているのでしょうか。親子は、子供が母親の胎内にいる間は当然寄生関係となります。「パラサイトシングル」という言葉もありますね。
地球と人間はどうでしょう。人間が一方的に地球に頼っているような気がします。人間は地球の最大の寄生虫だった。いや、寄生人だった。

話がどこかへ行きそうなので、また、本来の寄生の話にもどしまして、人間の体には、カイチュウやサナダ虫以外にも様々な生物が住んでいます。少し前に話題になった顔ダニは、皮膚の脂肪性の分泌物を食べて処理してくれる。でも今だに、「顔ダニ」とキーワードで検索すると顔ダニ対策化粧品のオンパレード、顔ダニを全て排除すると、逆に体や美容に悪いだに。 m(_ _)m

微生物学の教科書によると、正常人の皮膚には1兆個の細菌、口の中には百億個、腸内には100兆個の細菌が生息しているとされています。そう考えると、一人の人間の体は命の塊、ひとつの宇宙です。

私達は自分の体の大きさを基準にモノを考えていますが、ミクロの生物から見れば人間の体は十分に宇宙に匹敵する大きさではないでしょうか。

この話どんどん広がってしまって、収拾がつきません。
エボラ熱、エイズ、O-157、BSE、鳥インフルエンザ、鯉ヘルペス、今話題になっている怖い病気は生物に寄生(共生?)していた細菌が本来の宿主との関係にアクシデントが生じて悪さを始めたものばかりです。
そして困ったことに、そのアクシデントの原因を作ったのが実は人間ではないかということです。

年金制度の勉強が早く終わった方は、次はこの寄生の問題についてジックリと考えてみてはどうでしょう。


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