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赤胴鈴之助とその仲間達 04/4/23

NHK大河ドラマ「新撰組」を見ています。

主役の香取慎吾は爽やか好青年で、近藤勇というより、どう見ても赤胴鈴之助です。
と書いて、赤胴鈴之助を知らない人の方が多い気がしてきました。ま、早い話が、鉄腕アトムの前の漫画のヒーローです。
赤胴鈴之助とは

幕末ものが好きな割りに新撰組関係は読んでないことに気づき、そう言えば、私の自転車散歩コースの側に、近藤勇生家の案内板があるのに、よく見てないなーと訳の判らない言い訳をしながら、ミーハー精神丸出しで、書店の新撰組コーナーを素通りし、我が街の図書館より関連書籍を数冊お借りして楽しみました。

面白かったのは、明治維新以後まで生き延びた新撰組隊士の話でした。
主な方は、
オダギリ・ジョー演じる斉藤一(大正4年没、享年72歳)
ぐっさんこと山口元充演じる永倉新八(大正4年没、享年77歳)
照英演じる島田魁(明治33年没、享年73歳)

近藤勇(明治元年没、享年33歳)、土方歳三(明治2年没、享年34歳)ですから、運命の不思議さを感じます。

斉藤一は土方と共に会津で戦いますが、形勢不利とみて北へ向かう土方に、あくまでも会津藩への恩義に報いるべきと土方と別れ、若松城の落城後も会津人として暮らしたそうです。その後、警視庁に勤務、西南戦争に参加し再び旧薩摩軍と戦います。警視庁退職後、高等師範学校(現筑波大学)に勤めています。高等師範の時代には、夏目漱石が1年半ほど教鞭をとっており、元新撰組老士と漱石先生との出会いはあったのでしょうか。しばし思いにふけりたくなります。

永倉新八は甲州戦後、近藤・土方と別れ、奥州を転戦し、出身地松前藩に帰参。板橋に近藤と土方の碑を建立。「新撰組てん末記」「報國記事」など貴重な資料を残しています。

島田魁は土方と共に箱館に行き、五稜郭で最後まで戦った新撰組隊士となります。維新後は、京都から函館までの転戦記「島田魁日記」や新撰組隊士名簿の「英名録」などの資料を残し、晩年は、新選組が一時屯所としていた京都西本願寺で守衛を勤めたそうです。

この時代、つまり、草鞋、羽織、袴、チョンマゲ、二本差しの侍の時代ですが、おじいちゃん、曾おじいちゃんの時代でついこの前の話なんですから、その衣食住・文化・価値観の違いに驚きます。

と言うことは、ここ150年余りの時間の流れが如何に急激だったのか、と感じずにはいられませんでした。


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