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朝まで歌つるべ 04/11/21

小田さんの月曜組曲と同様に懐かしい歌をテーマにしたTV番組にテレビ朝日の「朝まで歌つるべ」があります。

きちっと聞かせる月曜組曲とは対極にある番組で、笑福亭鶴瓶とフォークの伝道師・坂崎幸之助の二人がエンエンとギター一本で唄い続けるだけの話なんです。でも、何となく見続けてしまいます。見るというより側に座って一緒に騒いでいる気分になります。

この番組も年末は恒例で、もう5年目になるそうです。これだけ続けていると、きっと同じ歌を何度もやってるんでしょうね。気にもなりませんが。
この雰囲気は説明しにくいと思ったら、ちょうどいいサイトがありました。
朝まで歌つるべ実況ページ(これは2003年の放送だと思います。)

今日も深夜に放映していました。(年末だけじゃないようです。)メンバーは二人にギター・マラカス・ボーカル担当グッサンこと山口智充、ピアノ・ボーカル担当清水ミチ子が加わって、即興大好きバンドになっていました。

似たモノを思い出しました。2002年に解散した劇団「カクスコ」です。私が唯一見ることのできるお芝居です。(テンションのかかったセリフが苦手で、)
男6人だけの芝居なんですが、ある時はアパートの住人、ある時は「何でも屋」の社員、人はいいけど恵まれない6人の仲間の話です。ストーリーももちろん面白いのですが、特筆は、劇中のアカペラやギター一本で歌う歌。素晴らしかったです。気分は「歌つるべ」と同じですが、歌のジャンルはフォークから歌謡曲、ジャズと幅広く、レベルは極上品です。解散後もビデオを何度も見ました。

この手のモノが好きなのは学生時代の原体験なんだと思いますが、今はどうでしょう。ギターも人気凋落ですから、現役学生さんにこの気分は分ってもらえるのでしょうか。

今は、ギターの代わりにバック演奏としては最上のカラオケがあります。しかし、カラオケで他の人が歌っている時に参加するのは、マナーから言えばイエローカード。カラオケはそれぞれ個人が楽しむモノです。

おっ、何となく今日の結論が・・・。
ファイアー・ストーム、歌声喫茶、フォークソングと時代と共にスタイルを変えながら続いてきたモノ(文化の共有、共存の確認、連帯感?)、みんなで一つの歌を歌う事(合唱とは違う気がする)は、カラオケ文化という一見華やかな大輪に形を変え、そこで終焉を迎えたように思います。
時代の志向は確実に団体協調型から個人尊重型へ移っている事をここでも実感いたしました。ジャン、ジャン。

うーむ、でもねえ。時代の流れだけで終えるにはチョコット寂しい。あの皆と歌う楽しさはいつまでも変わらないと思うんだけどなー。いいとこだけ残す事はできないのかなー。    ・・・。
「頑張れ! つるべ。」


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