青いタイルを数えながら泳いだ。
最初の50メートルはゆっくりと。
あとは疲れるまで泳ぐだけ。
夜のプールは静かだ。
水をかく音だけが広い空間に響く。
スイマーは皆黙々と健康のためのノルマを果たす。
乾いた都会、アスファルトジャングル。
ここはその中のオアシス。
そして僕は、さしずめそこで水浴びするカバかワニ。
違っている事といえば、
南の国にはない雪が、
窓越しに降っている事ぐらいだ。
今日の雪は、
何年ぶりかの大雪になるそうだ。
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