30代の後半に突然、BANDを組んだ。
あこがれのBANDだ。
「やってみたかったんだ。」
そういう奴がたまたま5人いた。
つまり、やってたのではなくて、これからやる。
初心者BANDなのである。
「今ごろになって、BAND!」
さんざん悪態をつかれながらも、万年少年達、
大人になりきれない5人組は練習を続けた。
Beatlesだぞーーーっ。
なれないギターで指に豆を作りながらも、
半年でやっと4曲、なんとか演奏ができるようになった。
練習場を貸してくれた知合いの店で
夢のLIVEをやった。
たった4曲のレパートリーで。
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観客は勿論仲間だけ。
3回のステージ、同じじゃつまらないので、
曲順だけを変えてやった。
「へー、やるもんだね。」と、
好評だった。
打ち上げ、酒が入って、どんどん、盛り上がった。
一人が言った。
最初から一番前で熱心に聞いていた奴だ。
「2ステージの2曲目の歌・・・・、
あれ、よかったねー。」
・・・ということは、
1ステージの3曲目、
3ステージの1曲目のことか!
どんな聞き方をしてもいいけど、所詮、そんなもんなんだよねー。
カラオケと同じだ。
どっーと、疲れた。
でも、
盛り上がるだけ盛り上がったBAND熱は
醒めるまで、4年間続いた。
レパートリーは16曲になっていた。